かいたことおきば

メロンと一緒

女の人を怒らせたくない話

こんちは!めろんジュースです。

 

めろんジュースって何?

 

さて、皆さんは男子の友達と女子の友達どっちが好きですか?

 

たぶん、異性の方が気楽な面がある、

そういう人は多いのではないでしょうか。

自称サバサバ系とかそういうのではなくて、

生存競争で競い合わなくていいから、

なのでしょう。

 

あと上の階のゴリゴリのミュージックがずーっと鳴り止まないんだけど、盗聴されてると思って音楽かけてるらしい。

盗聴されてないよ。

なんだ盗聴て。

コナンの4巻でジンとウォッカが新幹線ごと吹っ飛ばそうとしてたのを阻止できた時にしか盗聴いらないだろ。

でもコナンの特別編1巻か2巻かにもあったよね。盗聴の話。

 

なんかさ、光彦がまた持ってくるわけ。トランシーバーだかなんか。

 

発行年はまだ97年とかなのかな。

携帯電話の普及もまだまだ。

 

光彦が「半径〇〇キロ以内の電話の内容なら

拾えます!」

なんて言っちゃって。

 

コナン「悪趣味だけどな…(汗)」

 

いや盗聴じゃないかよ。

 

盗聴するな。

 

で、そうしてたら、 「お前の娘は預かった」と聞こえてくるわけです。

 

何っ!

 

少年探偵団の出番。

 

コナンが、犯人の見ている景色や電話口から聞こえてくる踏切音の間隔などの情報をたよりに犯人の居場所を徐々に特定していきます。

 

娘を誘拐された父は屋上かベランダでパンツ一丁にさせられ、確か踊らされます。犯人はどうやらパパに私怨があるよう。そしてそこから見える女子高生に手を振らせます。犯人は無様な姿に大喜び。おじさんをパンツにさせてJKに手を振らせる、こんな犯人は本家じゃお目にかかれません。

で、そのあと、そのまま包丁で死ぬよう犯人から言い渡されるパパ。

くっ……と震える手で包丁を喉仏に、そのときコナンのサッカーボールが炸裂!!!!!!!!!

だったような気がします。オチは、解決後に盗聴の機械を性懲りも無く回してたら「こんなに遅くまでほっつき歩いて!ウチの元太が帰ってきたら承知しないよ!」「うちの光彦もですわ!」と親たちの会話が聞こえてくる…というもの。いや盗聴すんな!特別編のコナンは、中学生があの子が好き嫌いといったヤキモチで簡単に殺されたりするやるせなさが見所です。

 

なんの話でしたっけ?

そうだ。

女の人を怒らせたくない話でしたね。

 

夫婦喧嘩の原因がたいてい

「妻がイライラしている」というのみなさん知っていますか?

 

私はよく「失敗」「失言」

「失策」の、「3s」をします。

 

そんな時、男子は特に気に留めなかったり、おい!とつっこんで終わったり、私のせいで落ちたドブの中でも谷底でも誠意を見せればさっぱりと許してくれたりすることが多いですが、

 

女子はちょっとしたことでカチンときて、

そこから明らかに不機嫌になるのです。

 

なんで!?どこで!?えっ、あれ!?あー……などと後悔してももう遅いのです。

 

私は多分前世が気の利かない男子だったのだと思います。いや、本当のことを言えばたぶん小学校の時のプール教室で他校の女子の集団がなんとなく意地悪そうだったのもトラウマなのです。

 

だから、

怖そうな女子にはいつも「かわいいね!」みたいなお世辞を、焦りながら言ってるわけです。

なぜなら怒らせたら怖いから。

 

そして一緒にいても自分は失言しないだろうか?ゼロをマイナスにするくらいなら会わないほうがマシだ、と思ってしまうのです。

私が失策しようものなら、般若の顔で殺してくるでしょう。

仲良くしたいけど怖い。けど仲良くしたい。

女子は私にとって多くがそういう存在です。

 

ただ仲のいい友人たちは皆私が失言、失敗、失策をよくするけど悪気がないことを知っているのでめちゃくちゃ寛大になっています。

もはや放蕩息子を許す父ではないか?と思うほどに、私を小さい時から知っている人たちは愛が聖人、仏の域に近づいていくのです。まさに一切衆生悉有仏性のいい例といえるでしょう。

 

みなさんはどうですか?

とにかく私はこれまでの人生で「2人でいるとき不機嫌になって黙る女子の友達」はいましたが、男子で同じなのは見たことがありません。

 

……いやまてよ。

 

一つだけそんなことあった。

 

あったよ。

 

あれは小学校6年生の時……。

 

たけしという名前の友達がいた。

 

バンという中国人のようなあだ名だったので、

誰もたけしとは呼んでいなかった。

 

ある日、バンを含む班員四人で模造紙になにか書いていたんだ。

 

…そのとき、いつも仲のいいメンバーで和気藹々と話していたのですが、私はふと、

 

「ねえ、バンてジャイアンと同じ名前だね」

 

と、なんでもないことを思いついて伝えたのです。

バカにする意図はなかったし、でもジャイアンとは全然違うね、ぐらいの感じでふと口にしたのでした。まあ小学生の考えることなので。

 

まさかそれがバンにとっては、とんでもない地雷だったとは思いもしませんでした。

 

最初バンは「お前なんかジャイ子だ!」などと支離滅裂なことを言って騒いでいたのですが、笑っていました。なので、

「えー?だって名前がたけしでしょ。ジャイアンの本名は剛田武だから同じだよ」と私も笑って言っていると、

 

バンは突然鬼の顔になり、

「お前なんか死んじまえ!」

という衝撃の罵詈雑言を吐きました。

 

えっ、そんなに嫌だった!?!?!? 

 

私は狼狽しましたがバンは完全にパニック。泣きながらポスカを投げる投げる。

 

すると先生がーー今思えばことが大きくなるまで待っていたように思いますがーー騒ぎが大きくなったところで登場しました。満を持してとはこのこと。

 

「どうしたの?」

 

万事休す。怖い先生なのです。金幹部の女の子の長い爪を楽器をいじる爪じゃないと言って折ったり、笑顔、挨拶、返事を徹底、できない人間のことは無視をしたりと、教育の意図はわかるけどやり方が帝国時代の軍隊的というか。笑顔こそありましたがリアルに女王の教室でしたね。

で、泣きわめくバンから「こいつが俺のことジャイアンだって」と微妙にしかし確実に事実と異なる事情を聞いた先生はお説教を始めました。お説教といっても「けしからーん!」みたいなのじゃないです。「あのさぁ……」みたいな。「間」をふんだんに使い、言い返せない相手を確実に傷つけることのできる、目をみながら冷たくゆっくりとされる説教です。つらいけどそれは仕方がないです。知らなかったとはいえ、いうべきではなかったのですから。

 

私は反省しました。

 

ひとしきり詰め寄ると、先生はこう言いました。

「さあ、クラスのみんなに謝りなさい。

もうすぐ海外旅行を控えて自分だけ楽しいことがあるからって調子に乗ってすみませんでしたって謝りなさい」

 

えーーーーーー!?!?!?!?!?

 

え、

 

 

えーーーーーーーーー!!?!?!?!?!?

 

 

別にそういうわけじゃなかったけど言われた通り謝りました。

 

 

どうやら先生にとっての地雷は、先生がとれない長期休暇をとってアホバカ小学生がハワイに行く、ということだったようです。

 

 

だから言ったでしょ。

男子も女子も関係なく地雷を踏んじゃうとね、怖いんですよ。

 

おしまい。